里山王国
雁野真(かりの まこと)と白石里子の王国ブログ!
Friday, April 27, 2007
Friday, October 20, 2006
里山王国の政治―各要人―
里山王国を指導する個性的なメンバー。そのなかでも重要な地位を占める尊席~末席の16人について紹介します。
雁真ちゃんごめん、最新版データをどこかに置き忘れちゃったからどっかおかしいとこあるかも。
- 狸華白石(りか はくせき)・・・タヌキ。里山王国女王。楽天的。
- 伊達大臣(だてのおおおみ)・・・イタチ。太政大臣。
- 狸洵鏡石(りじゅん きょうせき)・・・タヌキ。狸華白石の父。上皇。里山王国最高の化け学者
- 犬飼茂(いぬかい しげる)・・・イヌ。内務卿。民力休養を主張。
- 烏丸太夫(からすまだゆう)・・・カラス。外務卿。空軍設立を要請する。
- 金倉家持(かねぐら やかもち)・・・コガネムシ。大蔵卿。増税よりも節約派。
- 稲荷親王(いなりのしんのう)・・・キツネ。神祇大輔。各寺院に寄進をすすめる。
- 小鹿正則(おが まさのり)・・・シカ。司法卿。増税を主張。
- 長原天(ながはらたかし)・・・テン。立法卿。増税のための法律を立法中。
- 水戸入鹿(みとのいるか)・・・イルカ。文部卿。国民皆学プロジェクト実行中。
- 有塚利信(ありつか としのぶ)・・・アリ。工部卿。労働者確保の視点から学制反対。
- 狸山空石(りざん くうせき)・・・タヌキ。皇太子。議会をよく欠席する。
- 天武傲濫(てんむ ごうらん)・・・オオカミ。陸軍卿。
- 深田和邇(ふかだ わに)・・・サメ。海軍卿。
- 白石里子(しらいし さとこ)・・・里山王国初の人間要人。天狸府府知事。そのわけは・・・?
- 朝暮三四郎(あさぐれ さんしろう)・・・サル。参議代表。朝は4つで暮れは3つを主張。
雁真ちゃんごめん、最新版データをどこかに置き忘れちゃったからどっかおかしいとこあるかも。
Saturday, September 23, 2006
里山王国概要
一般事情
1420年 狸洵(タヌキングⅡ・鏡石)ご即位。領地拡大をがんばる。
1530年 狸華(タヌキングⅢ・白石)ご即位。
1624年 狸山(空石)さまご誕生。
「わ」の決まり・・・里山王国の法律
千里眼をもつといわれる朝暮 三四郎氏は
- 面積 未計測
- 人口 微生物なども含めていっぱい
- 首都 水台府
- 主権 国王
- 言語 「わ」の言葉
- 宗教 宗教というよりも「わ」という決まりがあってそれにみんなしたがって生きている
- 国祭日 6月3日
- 略史
1420年 狸洵(タヌキングⅡ・鏡石)ご即位。領地拡大をがんばる。
1530年 狸華(タヌキングⅢ・白石)ご即位。
1624年 狸山(空石)さまご誕生。
「わ」の決まり・・・里山王国の法律
- 食べる権利・義務
- 抗う権利・義務
- 土に還る義務
千里眼をもつといわれる朝暮 三四郎氏は
- 「わ」のきまりから外れた、野蛮な生き物。
- 化け学の知識を持っているにも関わらず「わ」を壊す危険な輩。
- あと100年ほどで、人間はほとんど外化(わを外れて外蛮になること)すると言う。
Saturday, August 19, 2006
Friday, August 11, 2006
里山王国トレーディングカード原案
ペンタブのペンがどっか行ったからほとんど文字でごまかしててごめんね。
左が表面。寂しいから適当にデザインはあとで考えたらいいと思う。
右が裏面。?のところにイラストを入れる。
正直言って適当なので、自分がきれいだと思えるようにみんなでデザインしたらいいと思うよ!!(マル投げだ!!みんな逃げろ!!)
Wednesday, August 09, 2006
Tuesday, August 08, 2006
ヘッドハンティング
何百台ものチューバを同時に鳴らしたような重厚なバスボイスの持ち主は、口にひげを蓄えたクジラだった。海野は安心した。なぜなら、口にひげのあるクジラは自分を飲み込むことができないからだった。
「安心せい、だれもお前など食おうとはせんよ」ヒゲクジラは言った。
(だから安心してるって)
が、シャチは動いていなかった。おとなしくはしていたが。
海野はただぼやっとヒゲクジラの体を見ていた。とりあえず、自分が見ている側だけで17個の傷がある。なんでまた、穏やかなヒゲクジラが傷など負っているのだろう。
「こらそこ!返事をしないか!それが里山王国海軍東部隊隊長に対する態度か!」
さっきまでおとなしかったシャチが急に横槍を入れた。
とすると、さっきからなにやらわめいているこのシャチは副隊長、と言ったところか。傷の数が2桁に満たないところから、まだ就任したてらしい。
「まあまあ、そうカッカしなさんな・・・海野、月くんだね?」
「は、はい」
「君、クラゲにしては大きいね」
「あ、よく言われます」
「泳ぎも速いし」
「ありがとうございます」
「君がこれからのクラゲの統率者になるかもしれないね」
そのあと書類にサインさせられ、(さすが海軍の隊長にもなるとその紙も上等なもので、北部の海藻を編んで作られたものだった)あれよあれよというまに僕は海軍に入隊させられていた。これが3年前の話。
「隊長、昆布茶お入れしました」
「ありがとう。剣先くん。」
今、僕は南部部隊の隊長になっている。海軍卿の深田仁和(ふかだにわ)の求めに応じて主に大陸近くで大量発生している。副隊長の剣先くんとも仲良くやっているよ。
「安心せい、だれもお前など食おうとはせんよ」ヒゲクジラは言った。
(だから安心してるって)
海野はこっそり突っ込んだ。とにかく、シャチはこれで逃げただろう。だってこのクジラやたら図体でかくて怖いし。
が、シャチは動いていなかった。おとなしくはしていたが。
海野はただぼやっとヒゲクジラの体を見ていた。とりあえず、自分が見ている側だけで17個の傷がある。なんでまた、穏やかなヒゲクジラが傷など負っているのだろう。
「こらそこ!返事をしないか!それが里山王国海軍東部隊隊長に対する態度か!」
さっきまでおとなしかったシャチが急に横槍を入れた。
なるほど、じゃあこの傷は今まで大陸からの不審魚や海の環境を省みない例の陸の動物(こいつも不気味な灰色の巨大魚を飼いならしている。まったく、協力する魚も魚だ)との戦いでできたのか。かっこいいな。
とすると、さっきからなにやらわめいているこのシャチは副隊長、と言ったところか。傷の数が2桁に満たないところから、まだ就任したてらしい。
というかうるさい。
「まあまあ、そうカッカしなさんな・・・海野、月くんだね?」
「は、はい」
びっくりした。なんで僕の名前を知ってるの。僕ってもしかして、脊椎動物からしたら物凄い犯罪者なのかな?
「君、クラゲにしては大きいね」
「あ、よく言われます」
クラゲに。
「泳ぎも速いし」
「ありがとうございます」
「君がこれからのクラゲの統率者になるかもしれないね」
何で?
そのあと書類にサインさせられ、(さすが海軍の隊長にもなるとその紙も上等なもので、北部の海藻を編んで作られたものだった)あれよあれよというまに僕は海軍に入隊させられていた。これが3年前の話。
「隊長、昆布茶お入れしました」
「ありがとう。剣先くん。」
今、僕は南部部隊の隊長になっている。海軍卿の深田仁和(ふかだにわ)の求めに応じて主に大陸近くで大量発生している。副隊長の剣先くんとも仲良くやっているよ。